エンジニアは実力主義の世界でもありますので、ライバルに差をつけるためには、ズバリ！スキルを磨きましょう。まずは、どんな技術であってもそのレベルを高めていくことが重要です。その上で、これから先のことを考えて身に着けておくと良いスキルや経験を紹介します。
ライバルに差をつけられるスキルとして、まずブロックチェーン技術が挙げられます。ブロックチェーンはこれからWeb3の時代に入る上で欠かせないスキルです。様々な業界がブロックチェーン技術に注目するようになり、暗号資産だけでなくデジタルアートやエンターテインメント分野での利用が検討されています。そして、非常に大きなポイントとなるのが、安全かつ効率の良い送金処理システムを構築できるため、金融業界がブロックチェーン技術の導入に積極的だということです。そのため、この分野におけるスキルを身に着けることで、大きな市場に入り込んでいける可能性も上がります。
また、AIやIoT関連の技術も挙げられます。すでに速い勢いで普及し始めていますが、プログラミングや管理ができるエンジニアの人材不足が深刻だといわれています。日本においてもさらにこの分野での高度人材が必要となりますので、今からでも遅いということは決してありません。
他にも、メタバースの分野で働けるエンジニアは、これから需要が高くなると見込まれています。ネットショップや様々な対人サービスがメタバースの世界に入っていくと予想されていますので、今のうちからこのジャンルにおける経験を積んでおくと、将来に大きな差が出てくるはずです。
フリーランスは単に技術力があれば成功できるわけではありません。営業ができないと案件を獲得できないため、営業力と営業に費やす時間も必要となるのです。しかし、実際にはなかなか案件を獲得できずに苦労することも多いものです。そこで役に立つのが、フリーランス向けのエージェントです。
フリーランスエージェントとは、エンジニアやコンサルタント、デザイナーといった仕事をするフリーランスに案件を紹介してくれるサービスです。仕事を発注したい企業はエージェントに案件を出します。フリーランスはエージェントに加盟して、自分のスキルや経歴、したい業務などを登録します。エージェントは、双方の希望を確認した上で条件がマッチする案件とフリーランスを紹介するのです。そのため、フリーランスは登録しさえすれば、実質的に自分で営業をしなくても案件を獲得できるのが大きな魅力となります。
また、エージェントでは発注者との契約処理や、細かな条件の確認、場合によっては決済処理などを代行します。こうして、個人として働くエンジニアが面倒な手続き、リスクのあるお金のやり取りをせずに済むようサポートします。フリーランスは自分の本来業務に集中できるので効率よく仕事ができます。
エージェントでマッチングする仕事は多岐にわたりますが、全体的には常駐タイプの案件が多く見られます。フリーランスとして自分のペースで働きたいものの、安定した仕事が欲しいという方に向いています。もちろん、サービスごとに得意な案件種類は違うので、自分に合ったサービスを選ぶことが肝心です。自分に合ったエージェントを探している方は、＜フリーランスの案件獲得について＞を読むとヒントをつかむことができるかもしれません。